2009年6月28日日曜日

日本デザイン学会@名古屋市立大学

久方ぶりのデザイン学会です。
口述発表も久しぶり。

ドキュメンテーション・ウォールによる出来事の視覚化
主催者、参加者、見学者を結びつける機能をめざした出来事の記述と活用に向けて

というタイトルで、発表して参りました。

これは多摩美の須永先生が主催する研究プロジェクトの一貫でもあり、4人連続発表の一番目。結果として、4人分続けて聞いていただけた方には、このプロジェクトの全体と各発表者のスタンは伝わったと信じます。

今回、私のもう一つのミッションは、オーガナイズドセッション『新たな社会作りのためのデザイン』での、ドキュメンテーション。

このイベントの前のセッションが押してしまい、90分の短い時間がさらに圧縮されて、議論の全貌を酢に描く、というところまでは行かなかったものの、参加された方達には満足していただけたのではないかと思います。

2009年5月16日土曜日

Scratch Day @中京大学

RTP (Real Time Paper)を担当

中京大学国際センター(八事)でのScratch Day。RTDで参加しました。

今回は久しぶりにひとりでの戦いだったので、ちょっと疲れましたが、やっぱり表現は楽しい。

Scratchについて
ScatchはMIT Media Labが開発中のプログラミング言語。視覚的にプログラミングの構造が解るので、プログラム初心者にも取っ付きやすいのが特徴です。他の人が覗き込んだときに、何やっているか解る。
今日は世界中で100を超える団体が、「Scratch Day」というイベントを開催する日。日本でも中京大学の他、川口メディアセブンなどでイベントが開催されました。
SCRATCH DAY in TOKYO

2009年4月15日水曜日

タイポグラフィ WS

山崎研究室、原田研究室、合同で、ゼミ生向けの勉強会を開催しました。
「文字」というデザインされた言葉の表現に興味を持ってもらい、自身のプレゼンテーション(パネルやポートフォリオ)に活かしてもらおうという趣旨での開催です。

2009年4月6日月曜日

デザイナーになるということ

新入生オリエンテーション(4/6)
専任教員の5分間講義


私の講義では、「一般の人々」から「デザイナー」つまりこっちの世界に、早く来てください、というメッセージを用意しました。うまく伝わったかどうか。

この5分間講義も、15人の教員が色々な話をするのですが、冷静に俯瞰してみると2〜3のポイントをそれぞれの先生の視点で語っていることが解ります。新入生には難しいかもしれないけど。

2009年3月22日日曜日

RTD(Real Time Documentation)


3月20日(金)、21日(土)、22日(日)の3日間、お台場の科学未来館で開催されたワークショップで、RTD実践を行なってきました。

今回のミッションは3日間それぞれのRTP(Real Time Paper:新聞)制作と、DW(Documentation Wall:経験の壁画)を制作することでした。
写真の中で私が手にしているのが、3日目の新聞。その場で編集して、レーザープリンタで出力、参加者に持ち帰ってもらいました。奥に見えているのがDW。事前の準備や、前日、当日の活動の流れとディテールを俯瞰できます。

2009年2月8日日曜日

がんばれ!図工の時間@福武ホール

第7回がんばれ!図工の時間フォーラムシンポジウム
図工の時間に問いをつくる

2009年2月8日(日)13時30分〜16時30分
東京大学福武ホールB2 ラーニングシアター

上野浩道先生佐伯 胖先生
行ってまいりました。
佐伯胖先生、最高!

2009年1月24日土曜日

人茶カフェ2008@東大・福武ホール

語る文化からしぐさの学びへ
人茶カフェ2008のフライヤー

基調講演にてドキュメンティング

「アートとコミュニケーション」というテーマで、鷲田清一氏(大阪大学総長)が講演を行いました。
今回の仕様当日の直前の打ち合わせで急遽、ドキュメンテーションを担当することになりました。こうなるんじゃないかと予感としてロールの模造紙を持っていこうかとも思ったのですが、今回はお客さんに徹したかった・・・。とはいえ、ここぞ「いつでもどこでもデザイナー」の本領発揮。持ち歩いているcopic 12色とPMパッド(A4)で、今回は勝負。
鷲田先生の講演はスクリーンの投影もなかったため、結果的にやっておいてよかった。


語られる内容の構造を視覚化する


私が目指しているのは、出来事(今回で言えば講演の内容)を図解すること。挿絵でもなく、個人的なメモでもなく、その場にいる人たちの共有のための記録、です。正直、ファシリテーショングラフィックスとも呼びたくない。今回は、とにかく話に合わせて図解していくことに加え、最後に全体を一枚(ひとつの図)で説明する、という表現を試みました。まとめの図は鷲田先生にもチェックしてもらいたかったのですが、諸事情によって時間切れ。しかし、講演後に参加者の方たちがこのドキュメンティングシートの前に立って、講演の内容についてディスカッションしている姿があり、とても嬉しかった。
左が講演中の記録で右が最後のまとめ