2011年6月23日木曜日

日本デザイン学会開催

デザイン学会開催 会場校です

明日から3日間、ここ千葉工業大学津田沼キャンパスで、「日本デザイン学会第58回春季研究発表大会」が開催されます。私の担当は、広報とサイン計画。
備忘録的に、今回の学会関係制作物についての考え方を残しておこうと思います。

シンボルマーク

今回の大会テーマは「産学コラボレーションによるデザイン」。コテコテですが、二つの流れが出会って絡み合いながら進んでいく、というそのまんまのイメージをシンボルにしました。配色は会場となる千葉工大のイメージで。コラボレーションを人と人の関わり合いや営みとして表現するため、水彩(的)な処理を施しました。

印刷物

広報についてはポスター、パンフレット、プログラム冊子、概要集巻頭資料・・・と、ミスで周囲にご迷惑をおかけしつつ、なんとか今日までたどり着いた感じです。上記シンボルマークを生かしたデザインであることは当然ですが、もう一つのテーマとして「エコ」を意識しました。簡単に言うと、紙の消費量を抑える、ということです。特にパンフレットは8p→6p、プログラムは16p→12pと、力技でページ数を抑えました。
震災による紙不足、原発事故などによるエネルギー不足と重なり、結果として多少の貢献はできたと思います。

会場サイン

こちらもエコ!? 最小要素で最大効果を狙いました。サイン計画については大学院生と学部4年生も数人、制作のお手伝いをしてくれたおかげで、なんとか間に合わせることができました。
屋外サインは、設置場所の制約が多いこととこの地域の強風を考慮し、大学が所有している小型の立て看板で対応しました。今回の課題は、日によって会場となる建物が変わる(2カ所)ことです。これについては、正門におく最初のサインにのせる会場地図で一枚の地図に両会場を表示せず、日程に合わせてその日の会場のみを表示する方法で対応しました。
屋内サインについても制約があり、壁に掲示物を直接貼付けるのは避け、基本的に小型の掲示スタンドを使用しました。最小数のサインで、なんとかまかないたいと思います。