連休も終わって、夏までは全力疾走、という時期になりました。我が研究室の4年生たちもそろそろネジを巻いてあげないと・・・。ということで、今日から毎週月曜日は「WSの日」。手を動かしながら、カメ歩きで卒業研究を進めていくことにます。
3D表現がしたい!
・・・ということで、今日は立体視のワークショップ。
もはやテレビも3D時代。しかし、そのしくみも知らずに「うわーっ」と喜んでいるだけでは、デザインを生業とする者としては物足りない。まずは、アナログ表現でその原理を実体験しようというワークショップをやってみました。
立体視の基本
まずはプチレクチャー。「両眼視差」について概説後、様々な立体視表現を共有しました。
両眼視差/立体視/ステレオグラム/3次元ディスプレイ
赤青メガネを制作
さて、いよいよ実制作。まずはメガネの制作から。材料は赤と青のセロファン(ユザワヤで事前に購入)、ケント紙、接着テープなど。メガネをデザインし、ケント紙で形にします。
ちゃんと耳に引っかかるようにデザインしないと、すぐ外れてしまいます。はちまき型は意外といけます。
セロファンは、今回は右目用が青、左目用が赤、としました。
資料で用意した絵本『立体で見る〈星の本〉 (かがくのほん) 』も見るために、この絵本がそうなっているのにあわせました。
サインペンでお絵描き
青と、赤のサインペンで絵を描きます。メガネの右目用が青、左目用が赤、なので赤い線に対して青い線が右に寄るほど手前に、左に寄るほど奥に見えます。
最後は展覧会
メンバーが描いた作品をみんなで鑑賞しました。廊下に貼りだして、ギャラリー形式の展覧会です。変なメガネをかけた人たちが廊下をうろうろする姿は、さぞや不気味だったでしょう。