新しい博物館のかたちを市民とともに考える!!
三重の子どもたちが県立博物館の学芸員の人たちと一緒に「博物館活動」をする、というプロジェクトの成果発表会に参加しました。
プログラムは、各プロジェクトの概要プレゼンテーション、さらにポスター発表、座談会形式のディスカッションという流れ。後半には三重県知事も参加して、地域の人々の博物館への期待の高さやそれに応えようとする学芸員の方たちの情熱に感動しました。三重県、いい県だなぁ。千葉県も見習って欲しい、というのが正直な感想。
もちろん私の担当はドキュメントウォール。
前回の「ふでばこ展覧会」に引き続き、今回も「チェキ」での戦いです。ワークショップの場合は写真メインでかなり説明できるのですが、今回のようなディスカッション中心の出来事の場合は、表現構造を箇条書きにするか、チャートにするか、悩むところ。今回は、時間も短いので箇条書きベースで表現しました。
チェキは便利ですが、カメラの性能がいまいちなんだな。もう一回り大きい印画紙があって、フレーミングももうちょっと精度が高いといいのに。あと、フィルムが出てくるときの音、でかすぎです。
2010年11月28日日曜日
2010年11月20日土曜日
インフォグラフィックスワークショップ3
麹町を時間旅行する
日時:11/20(土)、9時30分~18時00分 (終了後懇親会)
場所:株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ セミナールーム(麹町)
チューブグラフィックスの木村さんが主催するインフォグラフィックスのワークショップの第3弾に、オブザーバとして参加してきました。(詳細はこちら)
「麹町」を時間軸という視点で斬ったインフォグラフィックス制作が今回のテーマです。14名の受講者とオブザーバーが4つのグループに分かれて、最終的には個別の作品を作るのがゴールでした。
ざっとプログラム
参加者は事前課題として「麹町」について調査し、インフォグラフィックス化のためのアイデアスケッチを用意していました。それらをもとにまずグループ分け、そしてグループごとに自己紹介をかねてアイデアを共有します。その後、フィールドワーク、ランチ、アイデアのまとめ、ディスカッション、デザイン、発表・・・とかなり密度の濃いプログラムでした。
さて我がグループは
私は地理的な情報をテーマにしたグループに参加させてもらいました。地図が大好きなライターの方、外濠を科学的に研究している方、など、かなりコアな情報をお持ちの方がメンバーに居たため、そこに吸い寄せられました。
実際に街を歩いてみると、まさに地形図の通り。町並みなのに妄想の中では川底を歩いている気分。
さぁ作品に
個別制作がゴールなので、本来であればメンバーひとり一人にアドバイスすべきところなのですが、内容があまりに面白かったのでこっそりみんなで共有する方向に誘導してしまいました。ちょっと申し訳なかったか・・・メンバーの皆さんごめんなさい。
今日の体験、議論の内容を視覚化
私自身も表現しなくては、と時間ギリギリにまとめたのが下記の2案。
左案は、今日の体験を視覚化するコンセプトで、グループで歩いた軌跡をベースにした地図表現です。右案は今日の議論のまとめ。武蔵野台地の端っこにあるこの場所の人為的な変化を時系列に表現しました。ちょっと説明不足なので、このスケッチだけでは最終作品がイメージしにくいですね。スミマセン。
おまけ
千葉工大の学生が3名参加してくれたことに感動です。
日時:11/20(土)、9時30分~18時00分 (終了後懇親会)
場所:株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ セミナールーム(麹町)
チューブグラフィックスの木村さんが主催するインフォグラフィックスのワークショップの第3弾に、オブザーバとして参加してきました。(詳細はこちら)
「麹町」を時間軸という視点で斬ったインフォグラフィックス制作が今回のテーマです。14名の受講者とオブザーバーが4つのグループに分かれて、最終的には個別の作品を作るのがゴールでした。
ざっとプログラム
参加者は事前課題として「麹町」について調査し、インフォグラフィックス化のためのアイデアスケッチを用意していました。それらをもとにまずグループ分け、そしてグループごとに自己紹介をかねてアイデアを共有します。その後、フィールドワーク、ランチ、アイデアのまとめ、ディスカッション、デザイン、発表・・・とかなり密度の濃いプログラムでした。
さて我がグループは
私は地理的な情報をテーマにしたグループに参加させてもらいました。地図が大好きなライターの方、外濠を科学的に研究している方、など、かなりコアな情報をお持ちの方がメンバーに居たため、そこに吸い寄せられました。
実際に街を歩いてみると、まさに地形図の通り。町並みなのに妄想の中では川底を歩いている気分。
さぁ作品に
個別制作がゴールなので、本来であればメンバーひとり一人にアドバイスすべきところなのですが、内容があまりに面白かったのでこっそりみんなで共有する方向に誘導してしまいました。ちょっと申し訳なかったか・・・メンバーの皆さんごめんなさい。
今日の体験、議論の内容を視覚化
私自身も表現しなくては、と時間ギリギリにまとめたのが下記の2案。
左案は、今日の体験を視覚化するコンセプトで、グループで歩いた軌跡をベースにした地図表現です。右案は今日の議論のまとめ。武蔵野台地の端っこにあるこの場所の人為的な変化を時系列に表現しました。ちょっと説明不足なので、このスケッチだけでは最終作品がイメージしにくいですね。スミマセン。
おまけ
千葉工大の学生が3名参加してくれたことに感動です。
2010年11月9日火曜日
農園取材@佐倉
デザインは農業に貢献できるか
来年度に向けた仕込み、というと大げさですが。「農業」という、人が生きていく上で欠かせない生産活動に情報デザインで何か貢献できないかと考えています。その予備調査的に、地元で長く有機農法を実践されている農園を見学させていただきました。
なにより、土のにおいをかいだり、土の上を歩くのは何年ぶりだろう。ヤバいです。
来年度に向けた仕込み、というと大げさですが。「農業」という、人が生きていく上で欠かせない生産活動に情報デザインで何か貢献できないかと考えています。その予備調査的に、地元で長く有機農法を実践されている農園を見学させていただきました。
なにより、土のにおいをかいだり、土の上を歩くのは何年ぶりだろう。ヤバいです。
2010年11月7日日曜日
ふでばこ展覧会@三重県立博物館
博物館きわめるプロジェクト
展示って何だろう
ふでばこてんらん会 by 佐藤優香さん
リニューアルを目指して、市民を巻き込んだ準備活動を進めている三重県立博物館。今回は佐藤さんの十八番「ふでばこてんらん会」のお手伝いに行ってきました。
お友だちの筆箱について取材
ペアになってお互いの筆箱の中身を取材。一品ずつカードにまとめ、みんなで共有しました。イラスト付きで、ひとつひとつの「もの」の来歴が明らかになりました。
持ち主のことが伝わるような展示を作る
カラフルな展示台のうえに、展示を作り上げて行きます。ただ中身を見せるのでなく、持ち主のその人「らしさ」を表現するのがゴールです。
展覧会でみんなからコメントを
展示が完成したところで、休憩をはさんで、展覧会開催です。気になる展示にはポストイットで感想や質問を貼っていきます。
ドキュメントウォールは
今回のドキュメント・ウォール(DW)の目的は、佐藤さんのワークショップのデザイン、構造、ポイントなどをボランティアスタッフの方々に説明するツールとして、ワークショップをリアルタイムに視覚化していくことでした。
DWで最近トライしている参加者の書き込みも、今回は子どもたちのノリがよく、いろいろなコメントを得ることができました。
今回は写真はチェキで、撮影と書き込みを一人で担当。久しぶりにフルパワー・ヴィジュアル・オーガナイザーです。
WS終了後のスッタッフミィーティングで出てきた意見や視点をここにメモっておきます。
・DWは放っておくと何も残らないWSの活動記録を残すための手段である。
・美しい記録を残すことよりも、経験や記憶を呼び覚ますトリガーとしてデザインされている。
・DWに表現された写真、説明、参加者のコメントをみながら、ファシリテーターがプログラムの進行をコントロールできる。
・参加者、見学者、サポーターに、DWを指差しながら経過やポイントを説明できる。
展示って何だろう
ふでばこてんらん会 by 佐藤優香さん
リニューアルを目指して、市民を巻き込んだ準備活動を進めている三重県立博物館。今回は佐藤さんの十八番「ふでばこてんらん会」のお手伝いに行ってきました。
お友だちの筆箱について取材
ペアになってお互いの筆箱の中身を取材。一品ずつカードにまとめ、みんなで共有しました。イラスト付きで、ひとつひとつの「もの」の来歴が明らかになりました。
持ち主のことが伝わるような展示を作る
カラフルな展示台のうえに、展示を作り上げて行きます。ただ中身を見せるのでなく、持ち主のその人「らしさ」を表現するのがゴールです。
展覧会でみんなからコメントを
展示が完成したところで、休憩をはさんで、展覧会開催です。気になる展示にはポストイットで感想や質問を貼っていきます。
ドキュメントウォールは
今回のドキュメント・ウォール(DW)の目的は、佐藤さんのワークショップのデザイン、構造、ポイントなどをボランティアスタッフの方々に説明するツールとして、ワークショップをリアルタイムに視覚化していくことでした。
DWで最近トライしている参加者の書き込みも、今回は子どもたちのノリがよく、いろいろなコメントを得ることができました。
今回は写真はチェキで、撮影と書き込みを一人で担当。久しぶりにフルパワー・ヴィジュアル・オーガナイザーです。
WS終了後のスッタッフミィーティングで出てきた意見や視点をここにメモっておきます。
・DWは放っておくと何も残らないWSの活動記録を残すための手段である。
・美しい記録を残すことよりも、経験や記憶を呼び覚ますトリガーとしてデザインされている。
・DWに表現された写真、説明、参加者のコメントをみながら、ファシリテーターがプログラムの進行をコントロールできる。
・参加者、見学者、サポーターに、DWを指差しながら経過やポイントを説明できる。
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