博物館きわめるプロジェクト
展示って何だろう
ふでばこてんらん会 by 佐藤優香さん
リニューアルを目指して、市民を巻き込んだ準備活動を進めている三重県立博物館。今回は佐藤さんの十八番「ふでばこてんらん会」のお手伝いに行ってきました。
お友だちの筆箱について取材
ペアになってお互いの筆箱の中身を取材。一品ずつカードにまとめ、みんなで共有しました。イラスト付きで、ひとつひとつの「もの」の来歴が明らかになりました。
持ち主のことが伝わるような展示を作る
カラフルな展示台のうえに、展示を作り上げて行きます。ただ中身を見せるのでなく、持ち主のその人「らしさ」を表現するのがゴールです。
展覧会でみんなからコメントを
展示が完成したところで、休憩をはさんで、展覧会開催です。気になる展示にはポストイットで感想や質問を貼っていきます。
ドキュメントウォールは
今回のドキュメント・ウォール(DW)の目的は、佐藤さんのワークショップのデザイン、構造、ポイントなどをボランティアスタッフの方々に説明するツールとして、ワークショップをリアルタイムに視覚化していくことでした。
DWで最近トライしている参加者の書き込みも、今回は子どもたちのノリがよく、いろいろなコメントを得ることができました。
今回は写真はチェキで、撮影と書き込みを一人で担当。久しぶりにフルパワー・ヴィジュアル・オーガナイザーです。
WS終了後のスッタッフミィーティングで出てきた意見や視点をここにメモっておきます。
・DWは放っておくと何も残らないWSの活動記録を残すための手段である。
・美しい記録を残すことよりも、経験や記憶を呼び覚ますトリガーとしてデザインされている。
・DWに表現された写真、説明、参加者のコメントをみながら、ファシリテーターがプログラムの進行をコントロールできる。
・参加者、見学者、サポーターに、DWを指差しながら経過やポイントを説明できる。
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