この作品の一番のチャレンジは、ディスプレイからビー玉が飛び出す演出だ。さて、プラ段から、ビー玉発射装置は作り出すことができるのか。
試作1
できるだけ少ない材料で、期待通りの動作を実現する構造を模索した。
まずは、ゴムを使ってビー玉を乗せた台ごと弾き飛ばす方法を試してみた。たまたま乗っていた板ゴムを組み合わせ、下記のような構造の発射装置を試作した。
ゴムが引っかからないこと、ちょっとした動きでストッパーが外れる機構、単純な構造、などを条件に組み立ててみた。
さて、試射してみよう。
結果は・・・とほほ。ビー玉台の動きは安定せず、飛距離もあまり伸びない。
台を引っ張る機構の再考が必要だ。
試作2
発射台の安定を図るため、ゴムを左右2本使い、発射台の両側に壁を作ることにした。
さあ、試射してみよう。
お、行けそうだ。しか〜し・・・
何度も発射していると、発射台がロック機構と接する部分の劣化が激しく、安定して発射できないことが発覚。
試行錯誤の結果、割り箸を使うことで決着した。また、トリガーは発射台を直接押し込むのではなく、ロック部分を押し下げる機構に変更し、確実性を高めた。
試作3
試射しながらでないと開発が進まないので、トリガー部分と土台も含めて制作。
割り箸を刺して、
整ったところで、さあ、試射だ!
お、いける、いけるそ!