2017年2月14日火曜日

スケジュール手帳にハードカバーをつけたい

もはや、スマホやウェブのスケジューリング・アプリに完全に押されている感じの、紙の「スケジュール帳」だが、私は未だに手放せない。というか、手書きで予定を書きたい、という気持ちを捨てられずに今日に至っている。
毎年、年末が迫ると、次年度のスケジュール手帳をどうするか、かなり深刻に悩み、結局いろいろ買って無駄遣いが嵩んでいく・・・。そしてここ何年も悩んで、今年ついに結論を出した。

スケジュール手帳へのこだわり
2年前から使いだして、結構いい感じの『ミドリ ビジネスダイアリー 手帳 2016 ウィークリー スリム ピンク PRD-8 26841006』。一週間バーチカル型で、万年筆で書くのが楽しくなる紙質が一番の「買い」ポイント。問題はこの手帳に、『モレスキン ノートブック ツールベルト ラージ』が使えないことだ。
 
ちなみに、『モレスキン 手帳 2017 ウィークリー バーチカル ハードカバー ラージ』は、薄くてかっこいいが、万年筆で書くとかなり裏に滲むし、乾きにくい。また、月、曜日、日にちの表示が小さくて、老眼の私にとっては文字の識別性が低くて断念。
『ロディア ウェブプランナー ウィークリー バーチカル 2017年 手帳 オレンジ 14x21cm』も、超かっこいいのだが、レイアウトが8段になっていて、一日分のスペースが狭いことが難点だ。こちらも、(日本の)万年筆とはあまり相性が良くないので、プロッキーやアクアテックをダイアリー専用に持ち歩くことにし、年末からしばらくはこれを使ってきた。オレンジはキレイだし、手帳を開く楽しみも。
しか〜し・・・万年筆を使いたい!モレスキンのツールベルトが使いたいんじゃ!!


ハードカバーを自分でつけよう
ネットでハードカバー製本について調べていたら、製本用に裁断済みの板ボールなんかも売っているではないか。これは、やるしかない。大抵の道具はもう持っている。やるぞ。

ということでメイキング
材料と道具は、かつて買い置きしていた千代紙、板ボール、ボンド、カッター、カッターマット・・・。さて、作業開始。

これが設計図。ただ、寸法をメモっただけだけど。

設計図にもとづいて、千代紙にあたり線を引く。


裁断して、板ボールを木工用ボンドで貼る。今回は迷ったけど、背表紙は省略。モレスキンやロディアに習ったけど、強度的には難しいかも。破けても、その時はその時さ。


角を落として・・・


折り返して貼る。


背表紙の部分は、補強のため裏から和紙を貼っておいた。


スケジュール手帳の表紙の一方にボンドを付けて、ペタッ。
ボンドを付けすぎると、垂れたボンドで本文のページーくっついて大変です。要注意(体験者・・・汗)。


反対側の表紙もボンドで貼って、できあがり。あとは、開いたこともない論文集などを重しにして、ボンドが乾くのを待つばかり。


こうして、書き込みたくなる、開きたくなる、自分だけのスケジュール手帳が完成したのであーる。
背表紙の強度については、様子見だな。破けたらその時考えよう、っと。