まずは、「マジンガーZ」マスク。
1.自分の顔の形に合わせるために
このマスクは、かたちは単純だけど、マスクとしての機能を考えると、ちゃんと顔にフィットさせる必要がある。そこでまず、手元にあった針金で型を作り、形状と寸法の確認を行った。
当初から、ゴムで留めるのではなくて、メガネ風の付け方をイメージしていた。マジンガーは耳の部分はツノになっていてマスクと連動した構造になっている。これもうまく表現しようと試みた。
2.寸法から形を割り出す
針金を使って、鼻と両頬骨に沿わせる形状を取り出すとともに、マスクの正面部、側面尾の長さを割り出した。
やはりマジンガーのカチッとした形を再現しないとね。サイズはこれでいい感じ。だがしかし、アゴのエラ部分はもっと下まで伸ばさないと。それから、耳にかける部分はなかなか難しいなぁ・・・。これらをふまえて、型紙制作にとりかかる。
3.試作1号
スキャナ台に乗るように解体して、スキャン。
4.試作2号
5.ふりかえり
満足度の高い、マジンガーZマスクの試作ができあがった。アゴの下の部分も作るると、安定感が増しそうだ。耳周りの処理は、もう少し検討する余地がある。スリット部分をどう処理するかで、機能性やなりきり感はさらに増しそうだ。
マスクの目的をふまえ、鼻がマスクの中に入るようにしたことで、「結構大きいなぁ」という印象になっている。私の記憶では原作のマジンガーZは鼻先はマスクの中に入っていた。しかし最初のアニメーション版以降、鼻先はマスクの外に出ていたなぁ・・・。