2010年2月14日日曜日

ドキュメントウォールの可能性が見えた!?

ワークショップ形式で研究会@山中湖


多摩美大CREST研究チームのメンバーと共に、山中湖のセミナーハウスで、DW(ドキュメントウォール)の活用をテーマにしたWS(ワークショップ)を行いました。金曜日の晩から2泊3日かけて、かなり濃い、でもちょっとマッタリ気味の、表現&ディスカッションが繰り広げられ、私なりにかなりDWの効用!?が整理された気がします。

今回のプログラムは現場対応

「DWから何が読み取れるのか」それが、今回のWSのメインテーマです。参加メンバーは、多摩美の研究チーム(コアメンバー4名+外部メンバー1名+学生3名)、我らが千葉工大ドキュメンテーションチーム(教員1名+学生4名)です。
以下のようなプログラムで進行していきました。

DWの考え方や位置づけについての説明と共有
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DWを鑑賞し、気になる部分を写真で切りとる
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切りとった写真について説明する
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説明の内容から浮かび上がった様々な視点を俯瞰し、構造化する

成果物と言い切れるかたちのモノは生まれませんでしたが、DWの中に表現活動を豊かにするためのヒントがたくさん記録として残されていることは実感できました。そもそもDWの表現自体、手探りで直感的に行ってきたのですが、今回のように外在かというか言語化されることで少し洗練さていきそうな気はします。

2010年2月11日木曜日

原点に立ち戻る

結局、何事も基礎体力だなぁ

今日は、我が師匠(無礼な呼び方ですよね。でも、「恩師」というよりは「師匠」なのです)の退職記念講演とパーティでした。久しぶりに母校(筑波大学)のキャンパスを歩きましたが、ずいぶん雰囲気も変わって、歴史(というか、自分も歳をとったと)感じずにはいられません。
私にとっては学生時代の4年間と講師時代の7年半、この環境で手に入れたものが、今の自分を支える全てといっても過言ではありません。本気でやってて、本当に良かった。

研究、実績、教育、歴史

西川潔先生は、サイン計画やタイポグラフィの専門家として活躍されています。今回の記念講演は、研究、実績、教育、歴史という視点からの内容でした。
研究については「shared space」という新しいアプローチが紹介されました。従来のようにルールや標識で人の活動(つまり交通)を縛るのでなく、利用者の意識によって安全を確保しようという(ちょっと乱暴なまとめ方か)考え方。人類がもう少し大人になるための可能性を秘めたキーワードでした。日本では当分無理かも。大学キャンパスなど、限られたコミュニティでは可能性がある、とのことでした。この考え方にはとても共感できます。
実績については、バカ弟子(もちろん私のことです)もよく知っている事例が紹介されました。つくば市にずいぶん深く関わられています。
教育。これが私には一番のヒットでした。授業と学生作品を紹介いただきましたが、やはり基礎は大事です。手描き、大きく描く、写真、美しくまとめる・・・自分の学生時代がよみがえってきました。現在の自分に置き換えて、工学部の中のデザインですべきことのヒントや希望の光が見えた感じです。
歴史については、ご自身が影響を受けた書籍などを紹介していただきました。
退職にあたって、西川先生はパーティよりもこの講演にこだわられていたそうで、短時間とはいえ充分聞きごたえのある講演でした。

先生、先輩、後輩、教え子・・・

パーティーも盛況でした。先輩、後輩は比較的、色々な場面で会うのですが、私の筑波大教員時代の教え子(というのは烏滸がましいか・・・)が、みんな自立して、しっかり仕事をしていることに感動しました。もしかして、教員冥利というのはこういうことかもしれません。
景気は厳しいけど、がんばれみんな!

2010年2月4日木曜日

「アカイサンダル・ハラダー」と名乗ってみる

ついに決着・・・か


ジャンピング・カンガルーちゃんに着彩後、前作の凛々しカンガルーちゃんと合体。とりあえずここまでとしましょう。

しかし、モノを作るのは楽しいですね。しばらくモビール制作を続けることにしました。10年ぐらい続ければ、アレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)の背中が見えるかもしれません。

2010年1月26日火曜日

こいつに決着を付けないと、次に進めないんだ!

モビール作品制作、決着

今日は、「応用造形演習」のモビール作品提出日。実はわたしもこの日に備えて、(というか、自分の作品を仕上げずにはいられなかった)、週末はずっと、他の仕事にまったく手が就かず、このカンガルーちゃんにかかりっきり。

▲もちろんいきなり塗ったりしませんよ!

イメージとして、仮面ライダー555(ディケイドっぽくもある)のように、ラインがピカッと光るイメージは最初からあって、面をどのように配色するかを迷っていました。当初はプラスティックのようにパキッと塗ってしまおうと思ったのですが、「Ziggurat(ジッグラト)」という積み木の広告を見て、これだ!と思ったワケです。カラフルなのに木目が見えて可愛い・・・。


▲ジェッソをラフに塗ることでテクスチャを出しながら、着彩しました。

ところでこのカンガルーちゃん、前の記事に書いたように、結果として凛々しい立ち姿になった訳ですが、もうひとつ頭に引っかかったいたのは走っている姿。バネのようにピョンピョン軽やかに走る姿を表現するためのしくみを、週末からずっと悩んでいたのです。

▲夜もうなされ(ウソ)電車の中も会議中もスケッチを描きまくった

当初の計画は、電車のパンタグラフのような機構を利用して伸縮させるというもの。プチ試作では行けそうな気がしたのですが、この「応用造形演習」の授業中にきちっと作ってみると、シルエットはかっこいいものの思ったほどかっこよく揺れませんでした。

▲見栄えとしてはイメージどおりなのに・・・

ここでタイムオーバー・・・と思ったんだけど、ここでやめたら絶対悔いると思い、授業終了後も研究室に戻ってから作業を続け・・・


▲そしてとうとうかたちになった。

ついに完成!いや、嬉しかったです。自分のためにがんばったのは20年数年ぶりです。

徹底的にやる、その姿を見せたかった

ちょっと自己マン的な見出しですが・・・。授業で関わる学生たちの、何でも簡単に投げ出す淡白さに苛ついています。彼らのせいだけじゃないにしても、生き物として自分の力でこれから何十年も生きていかなければならないのだから、人のせいにしている場合じゃないですから。学生にどう伝わるかは全く解らないけど、本物のデザイナーとしてのプライドをかけて、あるいは自分自身の学生時代の姿を見せるという意味でも、もはや実際にやってみせるしかない、と思っています。ただ、自分の方がのめり込みすぎて、学生をほったらかしてしまわないように注意しなければ(汗)。

2010年1月21日木曜日

ドキュメンテーションの未来

ドキュメント・ウォールの可能性を考える@多摩美

今日は多摩美術大学CREST研究グループのミーティング。プロジェクトで実施したワークショップそれぞれのドキュメント・ウォールを全体的にながめて、ツール開発の方向性を導き出そう、という研究会でした。



廊下に4つのワークショップのDWを並べると壮観です。

2010年1月19日火曜日

受講生と作品対決!?

Animal Mobile 空間構成

後期の授業も佳境です。今日は「応用造形演習」の13回目、第3課題の3日目でした。この授業は以前にも書いたように、教員も一緒に作品を作っています。
わたしもこの課題は(本気で)作品制作に挑んでいます。そして・・・授業時間内に、2つも作ってしまいました。

授業時間内に、学生と同じ目線で、ライブで、やってみせる!ですよ。
とにかくいまどきの学生は、すぐに「どうしたらいいですか?」「できないんですけど」と、質問にもならないセリフを吐き、答えだけ聞きにくる傾向が強く、私たちを失望させてくれます。「それを考えるのはキミなんだよ」というプレッシャーとオーラを与え続けるのがもはや演習授業での教員のミッションとなりつつあります(涙)。

さて、ここではそんな愚痴は置いておいて、あまりにステキな作品になりつつある自分の表現を自慢させていただきます。


▲ひとつめはこちら。
上野動物園で取材した時に、二匹がじゃれ合って、キックの応酬をかまし合っている姿が印象的だったので、それを表現してみました。



▲もうひとつはこちら。
カンガルーが歩くところを見たことがありますか?両手とシッポ、両足を交互に動かして、尺取り虫!?のように歩きます。それを再現しようとしたのですが、結果として凛々しい立ち姿になってしまいました。でも、揺れれば手とシッポがユニゾンで動きます。カッコいい出来だ!!

来週は受講生たちの作品講評会です。

2009年11月29日日曜日

表現ワークショップ@日本科学未来館

11/28 Zuzieワークショップ:科学の体験を描いてみよう!
11/29 クロストーク:表現を科学する!

昨日、今日と、2日間にわたって、CRESTプロジェクトのワークショップをフォローしてきました。

今回も私のテーマはドキュメンテーション。ただし、いつもは自分でやるところを、別のメンバーが担当し、私はオブザーバーとしてその内容を俯瞰。

いやー、他人にやってもらったことで、いつも自分がどんな視点で何にこだわってどんな技を使っているか、よくわかりました。
こういう研究の仕方って、表現景には充分ありだよな。これを来年のデザイン学会で発表するか・・・。

ファシリテーショングラフィックスも、腕が鈍らないように、意識してやってます。