2010年5月7日金曜日

「予感ウォール」総括

予感研究所3 展覧会を終えて振り返り

今回のドキュメントウォール「予感ウォール」は大成功!と自画自賛しておりますが、実はいろいろ悔いもあり、ここで一人リフレクションしておこうと思います。

コンセプト
・日々進化(変化、成長)する展示
 最初は真っ白だった壁に、会場での様々な活動が浮かび上がる
一般的に展覧会は、初日から最終日まで同じモノを同じ状態で、というのが常識だと思うが、今回は全く逆のコンセプト。また来たくなる、続きが知りたい、という「変化」を前提にした展示はすごく新しい(と思う)。

目的/モチベーション
・出来事の鏡として、会場を映し出すこと
 主催者側が用意した展示だけでなく、来場者の活動や表現も作品として展示した
展示者と来場者の対話に貢献できた(に違いない)。与える側と受け取る側に分かれてしまいがちな展示空間での人々の関係を、表現活動を通じて同じ目線に近づけることができたのではないだろうか。

うれしかったこと
・多くの人が予感ウォールの前に立ち止まって、いろいろ眺めてくれたこと
 仲間同士!?で、ウォールのことやそこに貼られた写真や記事について、説明し合っていた。
・壁に向かってカメラを向けている人の姿(写真を写真に撮っていた!)
 壁に貼られた、という事実とともに出来事の記録を持ち帰ってもらえたんだなぁ。
・途中で体調を崩すことなく、最後までやり遂げられたこと
 自分を褒めてあげよう。他の仕事がとんでもないことになっているけど・・・

思い出すと「あ〜」と声が出てしまう後悔
・スケッチ作品のゾーンにタイトルを付け忘れた
・写真にタイムコードを入れておきたかった
・会場の地図的な背景に写真を貼る、という表現をやり損なった
・キャプションを入れ忘れた部分多数
・最終日に壁全体の写真を撮り忘れた
・参加した研究者の皆さんに直接感想を聞きたかった

ピンクのつなぎを着て走り回るオッサンの姿を、みんなはどんな風に見ていたんだろう?楽しんでもらえたかなぁ。

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